Kuropen

Nitterを試してみた

TwitterのWebクライアントであるNitterを試してみた。

きっかけは?

Twitterのログイン義務化の可能性を報じたGigazineの記事1で取り上げられていたこと。

なお、記事作成時点では、ログインメニューの表示を回避するには「他サイトから直接ツイートのリンクにアクセスする」「新しいタブでツイートを開く」「twitter.comのCookieを無効にする」「JavaScriptをほぼ使わずにTwitterを閲覧するNitterインスタンスを使う」といった回避策が発見されています。

構築方法

Nimのビルド環境の構築がやや面倒なので、Dockerイメージを使うのが手っ取り早い。

今回はnginxコンテナと docker-compose で組み合わせた。

Dockerfile

FROM zedeus/nitter

COPY nitter.conf /src/nitter.conf

注: nitter.conf はGitHubリポジトリにあるもの2を参考にする。

docker-compose.yml

version: "3"

services:
  nitter:
    build: nitter
    restart: always
  
  nginx:
    build: nginx
    restart: always
    ports:
      - 80:80
      - 443:443

感想

TwitterのURLのドメイン名部分を置換するだけで、ログイン確認なしで読める、しかもTwitter本体と見た目も大きく変わらないというのは素晴らしいプロダクトであるように思う。

懸念点としては、Readmeの特徴に

Uses Twitter's unofficial API (no rate limits or developer account required)

と書いてあるのが、将来対策される可能性がないのかな、と思った次第。

で、構築したものはどこに?

公開を終了しました。

Footnotes

  1. Twitterが「ツイートの表示にログインを義務化する」仕様を段階的に導入している可能性

  2. リポジトリのnitter.conf